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不気味すぎる!怪物の彫像が横たわる恐怖の森

森の中の不気味な遺跡と言えば冒険の王道でしょう。

今宵のエア冒険の舞台はイタリア中部。

ウンブリア州という、ローマから北へ約90km行ったところに世にも奇妙な怪物をかたどった石像や謎の建物が24個も存在している謎の森があります。16世紀に作られた怪物の森、いったい誰が何のためにこのようなものを作り上げたのでしょうか?

 

ウンブリア州について

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冒険へ出発する前に、旅のお供(?)として、少しウンブリア州についておさらい。

ウンブリア州の歴史はとても長く、紀元前6世紀ごろにはすでに人が定住していました。中世にはローマ教皇領として栄えました。同時期に世界遺産であるフランチェスコ聖堂が建築され現在に至っています。現在の人口は約90万人で、フランチェスコ聖堂を始め、中世の街並みや建築が残る古い街が多いため観光地としても人気があります。

イタリアと言えばサッカーだけど、2017年時点でウンブリア州に拠点を置くクラブチームでセリエAのチームはありません。

 

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こちらが世界遺産であるフランチェスコ聖堂。

1253年に建築された聖堂で、現在もキリスト教徒の巡礼地です。

怪物たちが巣食う森

旅のお供が終わったところで、本題であるエア冒険へ出発です。

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見るからに怪しい謎の石像や建物。

この公園と作らせたのは当時この地域を治めていたピア・フランチェスコ・オルシーニ公爵という若い貴族であり、当時その名を知られていた有名な建築家、ピッロ・リゴーリオに依頼し作らせたと言われています。

ピッロ・リゴーリオ - Wikipedia

怪物の森を作らせた理由

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森には訪問者を恐怖させるよう意図されて作られたグロテスクな彫像が並びます。巨大な軍用像が踏みつぶした兵士を引きずっているものや双頭のドラゴン、巨大な口の形をした入り口などが恐怖を演出しています。まるで生きているかのような躍動感はさすがカリスマ建築家と言ったところですね。

そんな超有名なカリスマ建築家になぜこのような奇妙な依頼をしたのでしょうか?ピア・フランチェスコ・オルシーニ公爵には奥さんがいたのですが、最愛の奥さんが早くに亡くなってしまい、妻を亡くしたショックから解放されるためにこの彫像たちを作ったというのが有力な説となっています。

この森最大の作品と呼ばれているのが、先ほど紹介した軍用像です。背中に城を背負い、ローマ人兵士を引きずって歩いているこの彫像は紀元前218年にハンニバルによってイタリアに侵略されたことを表しているとされています。

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via:The Sacred Grove of Bomarzo

公爵の死後、この森にある作品の事はすっかり忘れ去れてしまい、モンスターが巣食う「怪物の森」と呼ばれるようになりました。

そして1946年に再び怪物の森が発見され、約400年ぶりに怪物たちは目を覚ますことになります。現在は公園として整備され、マニアックな観光地として賑わっています。